2、仕様と特徴

ウレタンスポンジ一体型ボディ。
くみこ・Carolを除き骨や関節は無い 中までムクのスポンジ構造で
その重量は全てのモデルで5.5kg以内である。
(個々の製品のサイズに関しては 4、商品構成の各モデルを参照)
   
製造工程に於いて炭酸ガスによって原材料を膨らませたもので
本体全体の中には数百万個の気泡が形成されており、
これが人体に極めて近い抱き心地と温もりを与えている。
普通のラブドールと異なり 焼いた後でも縮まず、成形された時のままの形態を保つ。
復元性が高くつぶれにくい。比熱が高く体温で温まりやすい。       

重量級のシリコンドールに較べると 腰を痛めないなどで 扱いは楽であるが
ウレタンスポンジなので 紫外線に当たり続けるとボディが黄化する。
また負担の掛かる部位は 長く使うと亀裂が発生しやすい。

製品の寿命は オーナーの心掛けや使用頻度にも左右される為 一概には言えないが
1年でダメにした人がいれば 10年以上も生活を共にしている人など それぞれである。

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製品は基本的にノーメイクで素のままに 配送されるので 
オーナーは自分の手でメイクアップして 自分の愛人にする必要がある。

この化粧が上手くいくかどうかで“長く添い遂げたいか否か”が決まるので
購入を決めたら 流行のメーク術や 好きな女性の顔写真などを参考に
化粧品を入手しておき メイクの練習を徹底的に行う事が肝要であろう。
      
メイクが苦手な人の為に 20周年記念キャンペーンで
メーカー側で基礎化粧を施した仕様も販売した事もある。
(化粧は顔のみで無料であった) 
     
      
ドールの目は基本として 閉じ目となっているが
目を開目状態にするアイリスセットもオプションで用意している。
これはマツゲの下のスリット溝に クサビ型の眼球を挿しこんで使う仕組み。

美人の首は長めという定説があるからか ハルミドールの首は長めに出来ており
好みの長さにカットする事が出来る。約1cm程切り取ると一般的な長さとなる。 

梱包仕様は最近になって 海外からの要請で 頭部は足元に分解して梱包となっている。


ハルミドールが全体的にスリムな理由

製造元には グラマーな体型、巨乳を要望するユーザーからの声も寄せられているようだが
一体一体が手造りで家内工業的な生産なので、そこまでの設備投資は難しいという。
(金型にかかる圧力は人形の断面積の3乗に比例するので 更に頑丈な金型を用意しなければならない)
バストも83センチまでが限界との事。  10、出典[3]

  • 最終更新:2011-10-10 22:02:50

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